おはようございます!
本日、私は身体に異変があったため、病院へ大腸の内視鏡検査を受けました。
今回はなぜ大腸内視鏡検査に至ったのか、また検査前の診察から当日の経過について書いていきます。
私は大学生の頃から腹痛はよく起こる体質で、今年4月に入職してからはトイレに行く機会が毎朝の家を出る前と職場に着いてから、または通勤途中でお腹が痛くなった時です。
通勤中に腹痛が起こると遅刻してしまう場合もあるので毎朝痛くなりませんようにと祈っています。(笑)
7月に入って朝からいつもよりお腹が痛いなぁと思いながらトイレに入りました。
ふと拭いた紙を見ると鮮血で濡れており、便器の中を見ると水が真っ赤に染まっていました。
この23年間で1番お尻から出血していたので、遂に痔になったのではないかと思いましたね。
朝はそのくらいの気持ちでトイレを終えたのですが、お昼にまたお腹が痛くなりトイレするとまた鮮血が出ました。
痔ならこんなもんかなと思いこの日は気に留めず過ごしていました。
その翌日朝トイレをするとまたもや鮮血混じりの便がでて本当にびっくりしました。
それから4日間は鮮血混じりの便が出続けました。
それを外科の上司のに相談したところ、検査したほうがいいんじゃないかと話があり外来で予約して問診、検査に至りました。
初回診察
9時頃に受付を済ませた後は問診表を消化器・内科に渡し、12時前に受診しました。
病院も今の時期はとても忙しい印象ですね。でも受け付けから数時間で診察してもらえたのは嬉しいですね。
この日は検査内容と検査を受ける前日と当日の注意事項、日程調整を説明されました。
検査内容
内視鏡というものをお尻から入れて大腸→小腸の手前まで診ていくそうです。
検査前、当日の注意事項
検査前日の21時以降~検査前は食事厳禁で飲み物は水かお茶と言われました。
お茶に関しては「おーいお茶」などの混ざりのないものを選んでくださいと言われました。
そして十六茶や爽健美茶など色々な素材が入っているものは避けるよう言われました。
体に良さそうですがこれが腸に残ってしまい検査の妨げになる場合があるからだそうです。
食事はキノコや海藻類など食物繊維が豊富な食べ物は避けるよう言われました。
これも腸に長く残ってしまい、検査の妨げになる可能性があるからだそうです。
そして前日の21時に遅効性の下剤「ピコスルファート」というものを飲むように言われました。
こちらはすぐにお腹が痛くなるのではなく翌日にしっかり便がでるようにするためのものだそうです。
検査の前日
前日は初診でいただいた下剤を飲みます!
ピコスルファートという点眼剤と似た容器に入っている数mlの無色透明の液体です。
これを200mlの水に溶かして飲みます!
実際に飲んでみると少し甘くて飲みやすい!もっと飲みたいくらい!!
飲んだ後は何事も体調変化はなく就寝しました。
検査の当日
朝から腹痛があり自宅を出るまでに4回トイレへ駆け込みました笑
そしてリュックにお茶500mlを3本持参して病院へいざ出陣(。-`ω-)
指定された時間に受付を済ませると消化器・内科へ案内されました。
受付の人に依頼箋を渡すと数分で部屋の中に案内されました。
中に入るとカーテンで仕切られた個室に案内されて検査までの流れの説明、そして袋に入った紫色の透明な液体を渡されました。
液体の名前はモビプレップというもので、これがなんとも大きく圧倒的な存在感を放っています。(笑)
この液体を決められたサイクルで飲んでいくんだそうです。
飲むと濃い梅の味がするのだと、、、(私は梅が苦手なのだが!!)
実際に飲んだらかなり塩味の強い薄めの梅味。
少し粘性があり喉越しを感じるもので飲みごたえ抜群でした。
一口目から(かなりきつい戦いになりそうだ)という感想でした(笑)
これと水かお茶を2:1で10分おきに200ml飲む(3サイクル)
合間に水かお茶を飲む理由は排便により脱水を起こす危険性があるからです。
救いなのが一気に飲む必要はなく10分間隔の間であればちょびちょび飲んでもOKなところです!
それと必然的にトイレへ行く必要があるので時間は多少ずれても平気だそう。(基本ズレて当たり前らしい)
飲み始めてからは途中トイレへ何度も駆け込みベンの状態をチェックしていきます!
便の種類
便の種類は5つあり、
- 排便なし
- 固形状態
- 泥状態
- カスがある
- 透明
この5種類の中で当てはまるものを時間とともにメモしていきます。
3サイクルが終わったら次の便で排便確認用紙を便器に置いておき、内視鏡の部屋の看護師に確認してもらい手順②に映るか内視鏡検査に映るか判断します。
時間経過
9:40 排便なし
9:50 泥状態 軽い腹痛がきてすでに下痢でした
10:00 排便なし この時間に飲んだお茶は最高に美味しかったです笑
10:10 排便なし 途中下痢の便意来たが耐えてしまった。笑
10:20 カスがある 完全に蛇口捻った水状態でした。
10:30 排便なし
10:40 透明 お腹に力を入れるとお尻の穴からおしっこ出てるのかくらい黄土色の水がブシャーっとだせる。勢いよく出しているせいかすごく泡立っている。
勢いよく出さないとお尻を伝って脚に垂れようとしてくるので注意!
10:50 透明 黄土色の水が何度も出てきました。
もうこれで終わりかなと、意気揚々この黄土色の便?水?を看護師に見せたところ「まだ少し黄色が濃いから、どうせだしもう1セット頑張ろっか」と言われ追加しました。(笑)
黄土色なのは胆汁の色だそうで、無色透明に近いのがベストだそうです。
ちなみにお茶の色も関係あるのか聞くと特に無いそうです。
やっと終わったと思ってたので気力が…笑笑
11:00 透明 先程と同じ水状の便がブシャーと出ました。
この辺からはトイレに入ってから第1波〜第4波くらいまで出るのが普通になってます。(流行りに乗りたいだけ)
11:10 透明 同じく水状の便が大量に出ました。
11:20 透明 少し薄くなった水状便が大量に出ました。一度トイレを出たがすぐにまた行きたくなり再びトイレへを往復した。
11:30 透明 さらに薄い水状便が出ました。
看護師に見せてOKもらい内視鏡検査の時間である13:30まで待機することになりました。
検査開始
検査する個室に案内されると水色の紙っぺらの
上下の服を渡され「これに着替えたら呼んでください」と言われました。
着替えてみると肛門部分が裂けるようになっており、そこから内視鏡を挿入していくそうです。
看護師に着替えましたと伝えると看護師が入ってきて仰向けになって下さいと伝えられました。
その間に看護師は内視鏡の準備をしており、医者がきてすぐに検査が始まりました。
「力を抜いて下さい」と言われると肛門から内視鏡がぐんぐん入ってきて思わず「うぉっ」と声が出てしまいました笑
入り始めはS状結腸のあるせいか違和感、内臓痛がピリピリ伝わってきました。
内視鏡からは常に空気が排出されているので腸が押し広げられるため奥に進むごとにお腹の張りが強くなっていきます。
大腸はコの字になっているのですが、内視鏡の通る道筋が何となくわかるんですね。びっくりしました。
挿入中は常に不快感が抜けず嫌な感じが続きました。
内視鏡検査終わり
13:45に内視鏡検査が終わりました!
15分で終わったので、思っていたより体感めちゃくちゃ早かった!!
噂によると今回の病院の先生は内視鏡のスペシャリストだとか٩( ᐛ )و
他の病院だと30分以上かかることも多いそうです。
検査の最後にお尻の入り口付近をぐりぐりされたのが1番キツかったです。。
終わった後に、なぜぐりぐりしたのか医者に聞くと、大腸の出口付近を見たくて裏返してぐりぐりしたらしい( ゚д゚)
その場で「異常はないですね、若い腸でしたよ。また何か違和感や出血があれば相談してくださいね」と言われこの日は終了しました。
検査を後にした私はお会計に行きすぐに車で帰宅しました。
帰宅中はお腹に溜まっているガスがお腹を張って地味に苦しかったです。
腹部の膨満感は帰宅中、後にオナラをたくさんしたら治りました!
次の日は大腸を弄られた感覚が若干残っててそれが地味に辛かったです。笑
終わりに
今回の検査で大腸に異常が見られなかったのは本当に安心しました!
でも、どうして血便が4日続いたのか原因が突き止められなかったのは不安要素ではあります。
ですがまぁ、現状は健康な大腸をしていると言う事なので、これからは身体に気を使った食事や運動を取り組んで行きたいと思える良い機会でした!
この記事を見ている皆さんも、もし腹痛や血便が続いて不安な事があればぜひ近くの病院へ検査してみてはいかがですか。
p.s 検査後さらに3ヶ月以上経ちましたが体調を崩すようなことはないです。
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