小胸筋の解剖学と日常に関わる影響

小胸筋 解剖学
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小胸筋とは

文字通り、大胸筋の深層にある小さな筋肉です。

見た目には分かりにくいですが、肩甲骨の動きをコントロールする重要なインナーマッスルの一つです。

主に肩甲骨を引き下げる動きや、第2~5肋骨を引き上げて激しい運動をした後の呼吸を補助をする働きがあります。

さらに日常動作では、

  • スマホ操作(腕を前に出す)
  • パソコン作業
  • ボールを投げる動作
  • ベンチプレスのバーベルを持ち上げる動作

など、腕を前に出す動きをサポートする筋肉として働きます。

イメージとしては、
「肩甲骨を前下に引っ張るロープのような筋肉」です。

日常でよくみる影響

日常でよくみられる影響としては、

  • 肩こりが強い人
  • 猫背・巻き肩の人
  • ベンチプレスばかりやっている人

上記のストレッチをしていない人は、固くなっていることが多いです。

小胸筋が硬くなると、肩甲骨が前に引っ張られます。

その結果、

  • 肩が前に出る(巻き肩)
  • 猫背姿勢になる
  • 胸が開きづらくなる

特にデスクワークが多い人はここが硬い人が多く、肩こりの要因にもなりやすいです。

肩の可動域への影響

特に重要なのが肩関節の挙上(腕を上げる動き)です。

本来は
「上腕骨+肩甲骨の上方回旋」がセットで働きますが、

小胸筋が短縮すると、

  • 肩甲骨が前傾・下制方向に固定される
  • 上方回旋がうまく起きない
  • 結果として「腕が上がりにくい」

その結果、四十肩やインピンジメントの一因になることもあります

トレーニング時にストレッチをやるべき理由

トレーニング時にストレッチをするだけでも効果は大きく変わります。

理由は

  • 肩甲骨の可動域が広がる(ストレッチ種目の怪我予防)
  • 正しいフォームが取りやすい
  • 狙った筋肉に効きやすくなる

特に「胸・肩トレ前」は必須レベルです。

トレーニング前にストレッチをすることでも筋トレ効果に影響するので、上半身のトレーニング前のケアはぜひとも実施したいです。

解剖学情報

<起始>

・第2~5肋骨

<停止>

肩甲骨の烏口突起

<支配神経>

内側胸筋神経、外側胸筋神経(C7~T1)

<主な働き>

肩甲骨の下制

肩甲骨の前傾・下方回旋

肋骨の挙上(呼吸補助)

まとめ

小胸筋は目立たない小さい筋肉ですが、

姿勢・肩こり・肩の動きすべてに関わる超重要筋です。

「鍛える」よりもまずは
緩めて正しく動かすことがパフォーマンス向上のカギになります。

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