おはようございます、しろわっさんです!
今回解説するのは、上位運動ニューロン障害で起こる病的反射のなかでも、やり方を間違えやすいホフマン反射とトレムナー反射です。
教科書をパッと見て「リカイシタ_(:3 」∠)_…」なんて言ってると間違えてる確率大ですよ!
病的反射とは
病的反射とは上位運動ニューロン(感覚を脳に伝える経路)が障害されて、下位運動ニューロン(脳から筋へどのくらい抑制させるかを伝える経路)への抑制が消失することで健常では見られないような反射が出現することです。
このような病的反射が起こると上位運動ニューロンに障害があることを疑います。
乳幼児期にはこれが発生して持続すると、今後に大きく影響して成長を妨げてしまいます。
乳幼児期にこのような病的反射は起こりますが、基本的に成長につれて消失していきます。
(もちろん必要不可欠な反射もあり、大人になっても永久に持続する反射もあります。)
正しい検査方法
指を摘んで関節に従って上げに動かすのですが、その際に重要なことが指先の横でなく縦を摘むことです。
指先の横を持って動かしてしまうと圧覚で動きを感知してしまい正確な位置覚を検査することができなくなります。
それを防ぐために、手指は上下から挟み込むように持ち動かして検査します。
まとめ
一見すると検査ができているように見えるものでも、まずは何故このやり方なのか、疑問を持ち調べることが大切です。
正しいやり方をしっかり把握することでより精度の高い検査を実施できます。
コメント