お久しぶりです、しろわっさんです。
国家試験に向けて自身の行動を投稿していこうと意気込んでいた矢先の臨床実習や就職活動、国家試験対策に追われて思いのほか多忙になっていしまい、試験が終了するまでブログを更新することができなかったためここにお詫び申し上げます。m(_ _)m
今回、理学療法士国家試験を終えて大切だと思ったことをお伝えしたいと思います。
国家試験対策をして1番大切だと感じたこと
それは大学で情報を共有できる仲間と共に学ぶ時間を増やすことです。
もちろん、大学に限らず理学療法士養成校などで自身と同じ状況下に置かれている人といる時間を増やすことが望ましいです。
この条件を満たしていれば、どんな人でも理学療法士国家試験に合格できると確信しています。
やはり同じ状況の人が近くにいることで自身が現在どのくらい出来ているのか、また出来ていないのかを実感できるというメリットがとても大きいと実感いたしました。
試験までの経緯
ここからは年明けから国家試験までどう過ごしたか話していきます。
合格発表は3月23日なのでまだ合格が確定したわけではないのですが、今回は試験に至るまでの経緯を話していきたいと思います。(自己採点では余裕をもって合格点に達していたので参考にしても大丈夫なはず…笑)
私が通う大学では、国家試験の2週間前(2月8日)に卒業試験が行なわれました。
この卒業試験は国家試験よりも格段に難しくて模試が6割を超えていても合格はしないと聞かされていたため、余裕がない日々を送っていました。
私の大学では、卒業試験が受かれば国家試験は受かると言われていたので正直ここが1番気苦労しましたね(笑)
去年の6月頃から先生方からはいつも「試験合格のためには毎日最低10時間勉強しないと国家試験は受からないよ」と言われ続けていました。
私は当時はほとんど勉強に集中しておらず一日2時間も勉強していませんでしたが、コロナによる登校制限が解除された1月から毎日、朝9時から大学で勉強を始め20時まで勉強してから帰宅していたので、お昼休憩1時間を抜くとちょうど10時間ですね。
流石に10時間は無理だと思っていましたが、それを可能にした要因としては共に勉強できる仲間の存在です。
私と友人達はそれぞれ自身の得意分野について情報を共有し、またわからないところがあれば気兼ねなく相談し合える空間を作っていました。
みんながみんな聞かれていなくても新しく知ったことを話したり、ホワイトボードで説明することでいろんな人にぶち撒けていました笑笑
これは情報をインプットするだけでなく、話すことによるアウトプットをしたほうが記憶への定着が強固になるからです!
このような感じで個人個人で見つけた難問を共有することで、新しい問題に出会った時に冷静に対処できるような思考を身につけることが出来たのだと私は考えています。
また、もう一つ大切なことは休む時には休むことです。
勉強中に耐えられないほどの眠気は襲ってくることは多々ありました。
そんな時は無理せずに寝ることが大切だと思います。眠気と闘いながら勉強を続けると集中力がなく内容が頭に何も入ってこないのはもちろんのこと、何より疲れている時間が延長するのがとても勿体ないと思います。
それならば、30分ほど睡眠を取ってある程度頭の冴えた状態で勉強をしたほうが内容が記憶に定着しやすくなるので時間の使い方が有効活用できます!
眠いけどどうしても今は勉強したいと思ったときは立ち上がったり、歩き回って他の人と邪魔にならない程度に勉強の話や雑談をして眠気を覚ましていました。
ちなみに私はお昼休憩の1時間では友人たちとCODという銃ゲームも毎日みっちり取り組んでいました。(笑)
遊びでかなり集中力を使うのでお昼休憩の後は必ず眠くなり仮眠をとっていました。今考えると勉強よりもゲームのほうが疲労を蓄積させていた気がします…
使っていた参考書
私が使っていた参考書はこちらの4つです。
- クエスチョン・バンク理学療法士作業療法士国家試験問題解説2021年共通問題第13版 メディックメディア
- クエスチョン・バンク理学療法士国家試験問題解説2020年専門問題第11版 メディックメディア
- 改定第2版基礎固めヒント式トレーニング基礎医学編 南江堂
- リハナビ(リハドリル)
これらを使った感想を順番に話していきたいと思います。
クエスチョンバンク(通称QB)
QBは発行年までに行われてきた理学療法士国家試験の内容を大量に抜粋して詳しい解説を載せたいわゆる過去問集ですね。
他の問題集にも目を通しましたが、イラストが分かりやすくて試験対策に重要な内容を強調して伝えてくれているので、この本が個人的には一番頭に入ってくると思い選びました。
合計で2冊あり、作業療法士と同様の内容である共通問題と理学療法士のみの専門問題があります。
この2冊があれば過去問の対策は十分にとれると思います!
最新のQBは共通と専門で発売日程がズレており、また私の年代では遅くて試験6か月前程に発売されていたので待てずに2020年版を購入いたしました。
年度が違いますが内容にズレはほぼないので問題はないです!
下に2021年版を載せておきますのでよかったら参考にどうぞ
基礎固めヒント式トレーニング(通称ヒントレ)
こちらは医療従事者には必須である解剖学や生理学、運動学、病理学、発達学が大量に盛り込まれている1冊です。
図表で解説されているので分かりやすいのはもちろんのこと、他の参考書と少し違うところは〇×問題が多くあることと、その内容が深いところまで盛り込まれているので全く知らなかった内容に手を伸ばせるところです。
この一冊をやる前と後では試験の50~100問の点数が大幅に伸びること間違いないです。
共通問題がチャンス問題に変わります!本当ですよ!!←
国家試験対策にはかなり役に立つので、とにかく基礎を固めておきたい!と思う人がいましたらぜひ手元に置いておきたいです。
ちなみに私は小児が苦手で、〇か月に何ができるようになるなどが覚えられなかったので、発達は重要そうなところのみピックアップして〇×はほぼやりませんでした…
リハドリル
こちらはリハナビが運営しているシステムで、国家試験対策をスマートフォンやパソコンなどの端末で気軽にできるものです。
詳しくは下で解説しているので参考にしてください。
ある程度勉強をして国家試験に慣れてきたなと思ってきたら過去15年分の問題をして自分の苦手分野を再確認することで新たな点数アップを図ることもできます!
よくリハドリルで自身が間違えた問題をスクリーンショットで保存しておいてまとめた簡易的な問題集を作ってみんなで出題し合っていました。
大学で行われる模試でそこから出題があったときにはみんなで感謝し合っていましたね( ´∀` )
まとめ
私が国家試験対策を終えて一番大切だと思ったことは、学校などで同じ状況下にいる仲間と情報を共有できる時間を増やすことです。
そして休憩をしっかり取ることで有用な勉強時間を増やすことが重要だと思いました。
こうして勉強をするときはする、遊ぶときはしっかり遊ぶを徹底してストレスを上手くコントロールすることが受験勉強を乗り切るコツだと私は思います。
この記事は理学療法学生に限らず柔道整復師や看護師を目指す学生など、どんな受験者にも当てはまると思います。
少しでも他の受験者方の参考になれば良いなと思います。
これからも雑談多めですが、理学療法を目指す方々に有益なことが話せるように努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いします!
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