本日も減量に励んでいるみなさん、おはようございます!
減量を始めてからしばらくすると食事量に対してタンパク質が足りていないのではないか、そんな考えが過りますがそんなとき皆さんはどうしていますか?
本記事では減量に適した鶏むね肉の概要からを美味しく調理する方法について書いていきます。
減量中の食事をお金を掛けずに時短調理で美味しく楽しみたい方は必見です!
本記事を書くまでの経緯
タンパク質を取るためには様々な方法がありますよね。肉を食べるだけでなく、大豆やプロテインなど、今では仕事で忙しいときでも昼食にプロテインバーを取り入れることで補う方もいます。
ですが普段の食事で炭水化物を減らして、美味しくタンパク質を摂るのは難しいしお金も掛かってしまいますよね。
ネットでタンパク質を摂れる安い食べ物について調べてみると良く出てくるものの一つが鶏むね肉です。
スーパーへ行くとよく見かけるし脂質が少ないから減量に向いているのは理解しているけど、実際に食べるとボソボソだし鶏モモ肉より美味しくないから手に取ることは少ない、そんなイメージが強いのではないでしょうか。
私も初めは
鶏むね肉を食べるくらいなら少し高くても美味しい鶏モモ肉を食べたい
と思っていて鶏むね肉を避けていました。
しかし大学が忙しくてお金を稼げない私は少しでも安いものにしようとボソボソの鶏むね肉を我慢して食べていました。
ですが好みでないものを食べ続けるのはストレスが溜まるもの…
ストレスが溜まると鍛えた筋肉を分解して糖へ変換するコルチゾールが分泌されるので避けたいところです。どうにかできないかと思い調べて出てきたものが、鶏むね肉をぷりぷり食感に美味しくする方法です。
鶏むね肉をぷりぷりにするには温度の調節がカギを握っているということを知りました。
鶏むね肉などの生き物に含まれるたんぱく質は熱が一定まで加わると変性して固くなってしまうそうです。ステーキを焼きすぎてしまうとだんだん固くなっていき、やがてカチカチになってしまい、噛むのが大変になるのが良い例ですね。
これが鶏むね肉にも起こっているのです。フライパンの上で、あるいは鍋の中で高熱に当て続けることでタンパク質をカチカチに変性させてしまっていたのです。
でも生肉に含まれる細菌が怖いし、昔から生の鶏肉は危険だから特に熱を入れなさいと言われてきました。ですが、正しい知識と方法を知ることで、簡単に美味しい鶏むね肉を作ることができるのです。
調理に使う器具
鶏むね肉を調理をするのに最も重要なことは温度の調節とお伝えしました。
でも温度を調節するって言われてもキッチンで温度計をずっと見張るのは嫌ですよね。
油断して鍋の温度が高くなると肉が固くなってしまう。
それに長時間、温度が変わるたびに火の調節をしなければならないのは苦になります。
そこで今回そういった悩みをすぐに解決するのが低温調理器具です。
慣れない言葉だしそういう器具は料理人が使うのでは?と思うかもしれませんが、多くのご家庭でも使用されていて満足度も高いです。
たくさんのブランドがあり、お値段も高価なものから安価なものまで様々ですが、目的である温度の調節機能はどれも同じなので、今回は私が愛用している比較的低価格な低温調理器具で作ってみたいと思います。
まずは低温調理器具とはどんなものなのかを説明していきます。
低温調理器具とは
低温調理器とは、低温を保ちながら食材を加熱することができる器具です。
方法は鍋に水を入れてセットし、食材と調味料を入れた袋を投入して水の温度を設定するだけ。
低温加熱によってタンパク質の変性を防ぐことで、鶏むね肉だけでなくローストビーフなども柔らかくぷりぷりに仕上げることができます。
タイマー機能が付いている機種であればできあがり時間まで有効に使えます。
水の温度は機種によって異なりますが、約95℃まで設定することができます。
今回使用する低温調理器具
私が今回使用する低温調理器具はこちらです。
こちらは日本規格となっています。現在、低温調理器具は海外製品のものが主流で、電圧を変える変換コネクターを買う必要がある製品が多いのですが、こちらの製品であればその手間は不要です。
説明書も日本語で書いてあるので安心してお使いいただけます。BONIQ(ボニーク)など有名なものですと3万円を超えるのですが、こちらはお値段が1万円を切っていて他製品に比べてかなり低価格なのでお財布にも優しいです。
タッチパネル操作となっているので分かりやすく、長押しをすると設定したい温度まで0.1℃単位で連続変化するのでストレスなく行えます。ただ、使用してみると時間の設定だけとても早く感じるのでそこだけ慣れが必要です。
首の部分は状況によって色が変わるようになっていて、設定中はピンク、加熱して温度を保つ間はグリーン、時間になるとブルーに光り、音でも知らせてくれるのでセットした後は他の作業に集中できます。
購入してから半年ほど使用していますが問題なく使用できていますので、安心してお使いいただけるのではないでしょうか。
それでは早速、調理していきましょう。
低温調理開始!
必要なもの
- 低温調理器具
- 大きめの耐熱容器
- 鶏むね肉
- 水
- 袋(鶏むね肉が入る大きさ)
- オリーブオイル(非必須)
- ボウルと氷(鶏むね肉を冷ます用)
容器や袋は何でもよいです。
ちなみに今回、私が使用する道具はこちらになります。
器具の設置
まずは鍋に水を多めに入れて、その後に低温調理器具を差し込んでセットします。
このとき、水が低温調理器具の規定の線より少なければ足してください。
水を入れる順番は前後して構いません!私は低温調理器具を刺した鍋が重いので先に水入れてます。
後は電源を入れて設定を済ませます。
すると勝手に水を温めてくれるので、その間に材料の下準備をします。
設定の仕方
電源を入れると音と同時にこのような表示がでます。
真ん中に表示されている2つの緑色のアイコンで温度と時間を設定します。
左のアイコンに触れると温度、右のアイコンに触れると時間を設定できるようになり、さらに下の矢印に触れることで数値を変更できます。
今回、私は61℃の1時間半で設定しました。
*食中毒に関して、下記サイトをご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記の厚生労働省サイトの指示に従い【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
数値を決めてしばらくすると自動的に温度上昇を開始するので決定ボタンなどはありません。
そして設定した温度に到達すると音が鳴ってタイマーが進み始めます。
設定温度に達したら材料を入れましょう。
鶏肉の下準備
鶏むね肉に付いている皮を取る。
これは必須です。皮が付いていると肉の中まで熱が均等に入らず、菌が繁殖してしまう恐れがあるので必ず取り除きましょう。
取った皮は今回は使いません。私は塩コショウで焼いて後でスナックとして楽しんでます。( ´∀` )
気になる白い部分を取り除きます。
白い部分は鶏の脂肪です。取らなくても良いですが気になるようであれば取ってしまいましょう。
これで準備万端です!
ちなみにスジを切るは必要ありません。
低温で調理すればスジが分からないほど柔らかく美味しく仕上がりますよ!
耐熱容器に鶏むね肉を入れる
下準備を終えた鶏むね肉は袋に入れて空気を抜き真空にして密閉します。
袋の中を真空にする方法は簡単で耐熱容器に入れた水の中に、袋を水が浸入しないように突っ込みます。*熱いので火傷に注意!
すると水圧の影響で袋の中の空気が押し出されて簡単に真空状態にできます。この方法を使えば、袋の中を真空にする機械を買わなくてもできます。
ここが一番大切で、空気が入ったまま熱してしまうと鶏むね肉への熱伝導率が悪くなって菌が繁殖してしまうので気を付けましょう。
今回、私は味付け無しのものと塩で味付けしてオリーブオイルにつけたものを調理していきます!
設定した温度に達した水に鶏むね肉を入れた後は終了まで自由です。
他の調理に専念したり、勉強やゲームをして待ちましょう!
途中経過
30分経過した時点で一度取り出してみました。
表面は白くなっていますが中はピンク色ですね。まだまだ熱していきます!!
完成!
1時間半が経ち、ついに完成です!
すぐに食べないのであればここで一度氷水で冷やしましょう!
完成した鶏むね肉がこちらです!
切ってみると分厚い部分にほんのりピンク色が残っていますね。
赤い肉は食べ慣れていないので抵抗があるかもしれませんが、十分に菌が死滅する温度と時間で熱したので安全に美味しく食べられます!
初めて食べた時はお肉が本当にぷりぷりっでこれまでの鶏むね肉の常識が覆させられました( ゚Д゚)
私はいつも味付けのないものはわさび醤油で、塩を付けたものはそのままいただきます。
個人的にはわさび醤油がベストですね、とても美味しくいただきました!!
他にも切ったねぎを添えたり生姜でいただくのもありですね、
おすすめの食べ方があればぜひコメントください!!
食べない分は切らずにそのまま冷蔵庫に入れて保存できるので、食べる時にそのままガブっといくなり切るなり出来てすぐ食べられるので、一度にたくさん作ると良いですよ!
まとめ
今回は鶏むね肉について低温調理器具を使った調理方法をご紹介しましたが、魅力は十分に伝わったでしょうか?
ダイエットや減量をするために鶏むね肉を食べているけどボソボソしてて食事が億劫だなという方、一人暮らしで作る時間も惜しい方、新しい調理器具を買って気分転換をしたいあなたにとって最高のパートナーになってくれます。
皆さんで日常から美味しく楽しい減量生活を手に入れて健康で引き締まった身体を手に入れましょう!
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